はじめて行った街コンが呪いのバトルフィールドだった~その②~
『はじめて行った街コンが呪いのバトルフィールドだった~その①~』の続き
結局好きなタイプは聞けずに終わりました。
30分の間に一体何を話したのか全く覚えていません。記憶がゴッソリ抜けている原因はまたしても呪いなのか・・・とも思いましたが、日頃から割とそんな感じだったような気もします。その辺のことも定かでない
どうにか永遠から脱した我らにまた次の男性が来訪しました。
二人組の20代後半の男性です。
お・・・
おおぉ・・・!
おおおおぉぉぉぉおおお・・・!!
私たちは思いました。
この人混雑したネット回線の呪いにかかっとる・・・!!
途切れ途切れで再生される動画を見ているようでした。
もはや通信規制が愛しく感じます。
先ほどの母音に呪われた男性とは打って変わって、終始ご機嫌なところが彼に漂う雰囲気をより得体の知れないものにしています。もしかしたら、こちらのモテない瘴気に当てられて何かしらの状態異常をおこしているのかもしれません。
またしてもそこは呪いのバトルフィールドでした。この日感じる2度目の永遠に気が遠くなるのを感じました。
そんなこんなでこの日は呪いの応酬が続き、我らの初めての街コンは終了しました。まさか街コンがこのように過酷であるとは思わず、豆鉄砲をガトリング砲でくらったような気分でした。
MPの消費で当分戦えそうもないのでしばらく街コンは控えたいと思いました。