はじめて行った街コンが呪いのバトルフィールドだった~その①~
四星球(スーシンチュウ)と就寝中で韻が踏めるということに気づきました。
どうも、モリモ13です。
事の発端は友人Mの
『街コン行ってみたいんやけど』
でした。
巷では神出鬼没の暇人として名を馳せている私と、とんでもない速さで同人誌を漁る通称スピード腐女子のM氏。善は急げと早速街コンに参加することにしました。
はじめてなので、ライトな感じのほうが良いかと昼に行くことになりました。
調べて大変驚いたのですがこういった催しは毎日至る所で開催されているようです。
どこも予約はいっぱいで、こんなに異性との出会いが求められているのかと驚いたと同時にまるで求められていない自分はそろそろ本気で危機感を持つべきかもしれないと思いました。
私たちが参加したのは小規模なもので、会場は普通のカフェでした。
通常営業も行っており、さらに外からも丸見えでちょっとした見世物のようでした。あまりのオープンスペースぶりに動揺した我々は着いて早々一度その場を去りました。戦略的撤退というやつです。
時間がきたのでとりあえず戻り、街コンがはじまりました。
30分おきに席替えを行うシステムでした。
最初に来たのは20代後半の二人組でした。
お・・・
おおぉ・・・
おおおおぉぉぉぉおおお・・・!
私たちは思いました。
『この人母音しか発語できない呪いにかかっとる・・・!』
ある種の同胞と言えるでしょう。何を隠そう我らもモテない呪いを 背負いし者です。
モテない呪いの瘴気に当てられたせいかもしれませんが、相手は終始活気がなく、もういっそ鮮魚コーナーのお刺身のほうが元気なんじゃないかと思いました。
30分会話をするはずでしたが、少なくとも私たちの席は会話と言うより呪いのバトルフィールドでした。
互いの相乗効果により、30分を永遠に感じる呪いが発動されました。
人はそれを生き地獄と呼ぶのだと思います。
②へ続く